アプリケーションを起動し、ボタンをタップするだけで出退勤の管理が簡単にできます。
勤務時間は「締め日」ごとに管理されて、PDFやExcelのフォーマットで出力することができます。
残業手当などが付かない方も、毎月の勤務時間を管理しておけば、何かトラブルがあった場合にも労災申請などの際に役立ちます。
PDFやExcelのファイルはPCやMacにメールで送ることも出来ますし、AirPrintに対応したプリンターがあれば印刷もできます。
iPhoneやiPadにExcelやNumbersがインストールされていれば、Excelフォーマットのファイルはそれらで開くこともできます。
※ 出力形式をXLSX(Excel)フォーマットにした場合、プレビューやAirPrintで印刷した場合に時間の表示がおかしくなる場合があります。PCやMacまたはiOSにインストール済みのExcelやNumbersでは正しく表示されます。
●就業の開始時間、終了時間
毎日定時に出社と退社が決まっている場合には指定してください。出社時間と退社時間が決まっていない場合にも、この時間に1ヶ月の稼働日を掛けた時間に対しての過不足で残業時間などを算出します。
夜勤で始業時間が20時で終了時間が6時のような場合にも対応しています。
●休憩の開始時間、終了時間
昼休みなど、固定の休憩時間を指定してください。この時間は労働時間に換算されません。
●締め日
給与計算の締め日です。
●固定給
例えば20万円の固定給があり、残業代などは別換算の場合には固定給を指定してください。
完全に時給の場合には0(ゼロ)にして下さい。
●時給
完全時給制の場合には、通常の勤務時間はこの金額で給与が計算されます。
残業、休日勤務、深夜残業はこの時給に対して割増計算されて給与が計算されます。固定給の場合、「時給」に0(ゼロ)が設定されていた場合には固定給を標準労働時間で割った値が残業や休日勤務、深夜残業の際の計算に使用されます。
●休日
曜日で固定の休日がある場合には指定してください。
iOSの「カレンダー」で休日を指定出来ます。
祝祭日用のカレンダーや会社独自の夏期休や正月休みも設定出来ます。
ここで指定された曜日や日に働くと休日出勤割増が適用されて計算されます。
●勤務時間の端数処理
労働時間の端数を切り捨てる事は違法ですが、厚生労働省は基発第150号で「1ヶ月の合計労働時間」に対して30分に満たない労働時間を切り捨て、30分以上の労働時間を1時間に切り上げる事を認めています。企業によっては10分単位などで運用している場合もあります。
●残業割増
残業に対しては25%以上の残業割増が行われます。管理職などで残業割増が付かない場合には0(ゼロ)にしておけば勤務時間の管理だけは出来ます。
●深夜残業割増
深夜残業に対しては25%以上の残業割増が行われます。通常の残業が深夜に行われた場合には残業割増と深夜残業割増の両方が加算されます。休日出勤が深夜に及んだ場合には休日出勤割増と深夜残業割増が加算されます。管理職などで残業割増が付かない場合には0(ゼロ)にしておけば勤務時間の管理だけは出来ます。標準の勤務時間が深夜の場合には給与に深夜割増が加算されている場合があります。その場合には0(ゼロ)に指定してください。
●休日出勤割増
休日出勤に対しては35%以上の残業割増が行われます。管理職などで残業割増が付かない場合には0(ゼロ)にしておけば勤務時間の管理だけは出来ます。休日出勤には残業割増は加算されませんが、深夜の勤務については深夜残業割増が適用されます。
●出力形式
PDFとXLSX (Excel形式)のどちらかを選ぶことができます。
※ 出力形式をXLSX(Excel)フォーマットにした場合、プレビューやAirPrintで印刷した場合に時間の表示がおかしくなる場合があります。PCやMacまたはiOSにインストール済みのExcelやNumbersでは正しく表示されます。
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